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2007.12.01
邦題『黒いチューリップ
』アレクサンドル・デュマ作
新種のチューリップ創造に没頭する青年コルネリウスは
名付け親から預かった書類が元で政治犯と疑われ、投獄されてしまった。
折りしも不可能と言われていた「黒いチューリップ」の側芽が完成し、
後はそれを植えて花を咲かせるだけ、というところ。
投獄された牢で、牢番の娘ローザと恋に落ち、
二人は「黒いチューリップ」を育てながら交際を深めるが、
コルネリウスを妬む同じくチューリップ作りを生業とするボクステルが
「黒いチューリップ」を盗もうと狙っていて・・・
といったお話。
オランダ戦争とかデュマお得意の歴史小説の要素が入っているのですが、
お話のメインはコルネリウスとローザの牢越しの恋愛です。
ドラマチックで、読者の興味を誘うキーワードが随所にちりばめられ
「面白い」が詰まった作品です。
デュマはほんとに、天才としかいいようがないです!
なぜこんなに面白い作品ばかり書けるのでしょう。
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黒いチューリップ
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